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Communions(コミュニオンズ) - 世界はとんでもなく官能的、何も先入観はいらない


「それが全てではないにせよ、The CureやThe Smithsのような80年代のバンドに影響を受けたのは間違いない。なぜかって? この時代の音楽はとてつもない壮麗さがあって、僕らも見習いたいのさ」

THE LINE OF BEST FITのインタビューに応じて、Communions(コミュニオンズ)のフロントマンMartin Rehofは言っています。本作『Blue』はノスタルジックさに加え独自性があり、よりクリーンなサウンドに仕上がっている。「過去のEPは習作だった」と彼は考えているようです。

その通り。本作ではさらにOrange JuiceやOasis、The Stone Rosesといった偉大な先達のエッセンスを呑み込み2017年型にアップデートしたかのよう。


「Eternity」はまさにCommunionsサウンド。Rehofのギターが織りなす甘美で中性的な調べといったら! Rehofによれば「僕らは自分たちの長所と欠点をより自覚した。それぞれがバンド内での役割を担って、結果としてサウンドの一貫性が強まったんだ。」

「Midnight Child」は自然にほとばしる青春の熱狂そのもの。「She’s a Myth」や「Don’t Hold Anything Back」で歌われる10代のロマンチックな苦悩は彼らの主要なテーマです。

「若さの何がすばらしいって、全てに対して開かれてることだよ。世界はとんでもなく官能的。何も先入観はいらない。そういった視点から作曲するのがいいって思ったんだ」

曲にも歌詞にもエスケーピズムを感じます。だからこそ『Blue』は傑作。それについてRehofは語っています。

「曲作りをしてるとき確かにエスケーピズムがある。ほんのひとときでも別の世界へ行ける曲を作りたい。それが全てだよ。本当に!」