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インディー/DIYのミュージシャンへ


海外の音楽メディアのエディター、ライターらの話。実際、ピッチフォークやガーディアンも、最近は無名新人を取り上げなくなっています。これから掲載する内容について、誤解されないよう、まず断っておきたいことがあります。このツイートの彼女たちは、無名ミュージシャンを積極的に取り上げようと努力してきた方たちなのです。
(インディー・ミュージシャンへ。目標を設定して、語るべきストーリーを作りましょう。/ 音楽メディアはメインストリームのミュージシャンしか取り上げなくなってきています)

以下はBeverly Bryanが連投したツイートです。(追記:ここで彼女がいうメディアとは大規模なマスメディアのみで、個人規模のブログは含みません)

if you have basically no discography, no fans, and don't play shows, press coverage isn't really what you need at this juncture.(もし貴方がディスコグラフィーもなくファンもいなくてコンサートさえおこなっていなかったとしたら、メディアに掲載されるには早すぎます)

Blogs may have covered new artists a few years ago, but they were still usually writing about acts that were out there putting in the work.(数年前は、音楽ブログは新人を取り上げていた。でもその頃でさえ、ちゃんと活動して突出してきた新人を取り上げようとしていた)

Even if the work happens online these days, sometimes: making remixes, finding your people, etc. There still aren't any shortcuts.(インターネットで楽曲を発表してファンを獲得しても、近道はありません)

The internet creates the illusion that you can have a career without risk, commitment, or putting yourself out there. But it's like dating.(インターネットのおかげで、リスクなしにキャリアを築けるという幻想が生まれた。それはもう時代遅れ)

Eventually you have to go offline and maybe make a fool of yourself. You might have to do it a lot before anything at all comes of it.(結局はオフラインで、つまり現実世界で努力しないといけません。そうでないと結果はついてこない)

And a journalist or critic needs a story to tell about you or your music in order to write about you. Something has to be going on there.(ジャーナリストは貴方の音楽について書くためのストーリーを必要としています)

I support musicians making a living. And I know how hard/expensive it is to tour. It's tough just to get a gig or get people to listen online.(私はミュージシャンをサポートしたい。ツアーがいかに大変か。ネットでファンを獲得することさえ大変だって知ってる)

But if you haven't connected with a real audience yet at all, seeking out press coverage is premature.(でも、もしまだ貴方が真の意味でのオーディエンスを獲得していないならメディアに掲載されるのは時期尚早)

And a write up isn't going to change you life. Media doesn't quite have that power. Consider that you might not need us at all.(それに、記事になったからといって貴方の人生は変わらない。メディアにはもう力がないから)

I just want to see you directing your energies in a way that will have the most meaningful impact.(もっと意味のあることに力を注ぐべきです)


以下のリンクはBevelyがお勧めするガーディアン紙の記事です。様々なインディーミュージシャンの実践を紹介しています。例えばtwitterやYou Tubeを有効活用する一方で、メジャーやSpotifyの助けを借りないなど。
共通するのは始めに自分の音楽ありきということ。自分自身に投資して優れた音楽を発表すればおのずと結果はついてくる。

そういえば数年前には、ピッチフォークやガーディアンに知人ミュージシャンが割としっかり取り上げられて、びっくりしたことがあります。でも彼らが大きくブレイクすることはありませんでした。SNSが発達したことで相対的にメディアの影響力が落ちているのです。

メディアに取り上げられる、スポンサーがつく、といった一つ一つの「結果」より、努力を続けていく「過程」がますます重要になってきていると思います。それが最終的な「結果」に結びつく。